コドーニュ アルス・コレクタ ラ・プレタ 2009

2009年ヴィンテージは、生産本数わずか1400本。スペイン国外にはほとんど流通しておらず、アジアでこのワインが買えるのは現在日本だけ！今回、日本向けに12本を特別に入手することができました。DRINXのみの限定販売です！ラベルにはシリアルナンバーが記載されています。

スペインでは、2016年新たにカバの最上級規格「カバ・デ・パラヘ・カリフィカード(畑名表示のカバ)」が導入され、カバの統制委員会と政府による有識者を交えた精査・選考の結果、2017年にスペイン国内でわずか12か所の畑が選出され、コドーニュからは、最も多く3か所の畑が認定されました。この「ラ・プレタ」は、そのうちの一つ、コドーニュによるシャルドネ品種から造られるカバの最高作品です。

「ラ・プレタ」の畑について

畑の特長
シャルドネの畑。標高286mに位置し、南東に面した畑。非常にはっきりとした大陸性気候の影響を受け、日中と夜間の気温差が大きいエリアです。石灰粘土質の土壌が凝縮感あるアロマと理想的な酸をワインに与え、ここから生まれるカバは、長期熟成においてもフレッシュな果実味を失うことがありません。
・面積:7ha
・標高:283-300m
・土壌成分:ローム・粘土
・土壌組成:角柱状
・クローン:Davis15D
・植栽密度:1.650本/ha
・根の深さ:120-180cm
・植栽時期:2000年

2009年ヴィンテージ情報

2009年の夏、コステルス・デル・セグレは、日中は適度に暑く、夜は例年ほど涼しくなりませんでした。
この気候要因によって、収穫時期は通常よりも早まりましたが、収穫されたブドウは長期熟成のポテンシャルを秘めていました。
これは2008年とは異なる状況で、私たちが2008ヴィンテージをスキップした理由でもあります。
カバ・デ・パラヘに求められる品質に満たないと判断した年には、我々はそのヴィンテージのワインをリリースしません。
2009年は最初は難しい年になるのではないかと感じられたものの、最終的にはとてもクリアで、フレッシュで、素晴らしい品質のカバを生み出した年になりました。

創業1551年、18代続く家族経営の会社であり、世界で17番目に古い歴史を持つ造り手。また、1872年にカバを誕生させた、カバのパイオニアとして知られています。
1897年には王妃マリア・クリスティーナによって、カバのメーカーで初めてスペイン王室御用達に任命されました。
長い歴史を持ちながら、今なお進化をし続ける、本場スペインでNo.1のカバ・ワイナリーです。

※ IRI2016調べ

アルス・コレクタ ラ・プレタ

品種

シャルドネ100％

テイスティングコメント

ゴールドのニュアンスを持つ美しい麦わら色。エレガントで繊細な泡。白い花のエレガントな香りとともに、モモのような核果実の鮮烈な香りが感じられます。熟成を重ねるにつれ、それまで潜んでいたミルキーなニュアンスやヨードの心地よい香りが現れます。口中は非常にバランスがよく、ベルベットのようになめらかな口当たりと、ボリュームのある豊かな味わい。アフターには白い果実の香りと、ヨードの香りが再び現れます。余韻は長く続きます。

料理との相性

一般的なシャルドネ使用のカバの領域を超えた特別なカバとして、幅広い食マッチが楽しめます。マルミタコ(スペインのカツオとじゃがいもの料理)、サルスエラ(スペインのブイヤベースのような料理)、魚のシチューなどシーフード料理全般。米料理、煮込んだりスモークした肉料理など、さまざまな料理とあわせてください。単独で飲んでも、このカバが持つ味わいの奥深さを存分に味わっていただけることでしょう。

ワインメーカー ブルーノ・コロメール氏よりコメント

5-8度まで冷やしてお楽しみください。氷と塩と水を入れたワインクーラーで数時間しっかり冷やして飲むことをお勧めします。冷蔵庫で急激に冷やすようなことは避けてください。直立状態での保管が良いです。今すぐ飲んでも十分に美味しいですが、数年寝かして瓶内熟成を続けても複雑性が出て美味しく飲めるでしょう。