アルテ 2013

ドメーヌ・カズ アルテ

ワインの2/3 を約12カ月フレンチオーク樽で熟成されたアルテは、樽熟成による柔らかさと完熟した果実味がよく調和し、みずみずしさがもたらされています。絹のようになめらかで、果実味とスパイスの味わいが広がる、長期熟成に適した力強いワインです。

【品 種】
シラー50％、ムールヴェードル40％、グルナッシュ10％
※ ブレンド比率は、ベストなバランスを追求するため変動します。
【テイスティングコメント】
青みのある濃いガーネット色。カシスやブラックベリーなどの黒い果実やバニラの香り。なめらかでフレッシュなアタック、程よい酸味と豊かな果実味が、口中にやさしく心地よく、きめ細やかなタンニン(渋み)とのバランスに優れた、余韻の長いワインです。
【料理との相性】
濃厚なソースを使ったジビエ、ラムチョップ、スペアリブ、サーロインのペッパーステーキなど、しっかりとしたコクのある肉料理など。

●アルテ2014
　金賞　サクラアワード 2017(※1)
　90点/100点　ワイン・アドヴォケイト（ロバート・パーカー）(※2)

※1 日本女性によるワイン審査会。市場の活性化、日本の食卓に合うワインを探すお手伝い、ワイン業界で働く女性の活躍の場を広げることを目標とする。
※2 世界で最も影響力のあるワイン評論家の一人ロバート・パーカー氏創刊によるワイン専門誌。100点満点で表すワインの評価法‘パーカーポイント（PP）’はワイン業界を覆す衝撃となった。

「アルテ」は、分身を持つ世界でもユニークなワインです。
そして、その分身こそ、ドメーヌ・カズの「エゴ」です。何故って？

それは、この二つのワインの造り方によります。同じブドウ品種を用い、同じ醸造過程を経て造られますが、最後の熟成過程で、「アルテ」はフレンチオーク樽で熟成、「エゴ」はステンレスタンクで熟成され、異なる過程を辿ります。これにより、「アルテ」は樽熟成による柔らかさと複雑味、古木ならでは果実味が調和した力強いワインに、「エゴ」は古木ならでは果実味と品種ならではのスパイスの香りをダイレクトに感じられるエレガントなワインになります。
ワインの名前も、ラテン語で‘分身’の意味を持つ「アルテ・エゴ」に由来します。親子や兄弟、友達など、あなたにとって分身のような存在の方と、ぜひ愉しんでいただきたいワインなのです。

‘ビオディナミ’らしいパッケージ

かつて、哲学者や物理学者が、四大元素（地、火、風、水）の理論を説明するために用いたシンボルをラベルにした、こだわりのパッケージです。これらのシンボルは、ドメーヌ・カズが実践するビオディナミに不可欠な２つ要素を表現しています。｢アルテ｣ラベルは太陽、｢エゴ｣ラベルは地球を表しています。