銘醸地バロッサに根差し、
その大地とブドウを知り尽くした名門5ツ星★★★★★ワイナリー。
その土地を代表するワインは、その土地に適したブドウ品種から生まれます。オーストラリアでは、シラーズやリースリング、セミヨンなどが代表的です。セント・ハレットは、創設以来、オーストラリアで最も有名なバロッサ(南オーストラリア州)に根差した、名門5ツ星★★★★★ワイナリー(※)です。シラーズを始め、バロッサで花開いたブドウ品種から造られる5ツ星の味わいをぜひお愉しみ下さい。
※「オーストラリアン・ワイン・コンパニオン」(ジェームズ・ハリデー著)で、12年連続(2009年〜2020年)5ツ星獲得
セント・ハレットとは
銘醸地バロッサに根差し、
その大地とブドウを知り尽くした名門5ツ星★★★★★ワイナリー。
セント・ハレットは、1838年シレジア(※1)より入植したリンダー家により、バロッサのハレット・ヴァレーに設立されました。入植当初は精肉店を営んでいたリンダー家ですが、1912年よりブドウ栽培も手掛け始め、1918年には精肉店の一部をワイナリーとセラーに転換し、ワイン生産にも携わるようになりました。そして1944年にリンダー家の四代目カール・ウィルヘルム・ビル・リンダーによって「セント・ハレット・ワインズ」という会社が設立され、現在に到ります。
近年は、バロッサ・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー(2003年)(※2)、ワイナリー・オブ・ザ・イヤー (2004年)(※3)、南オーストラリアTOP20プロデューサー (2010年)(※4)など、継続的に高い評価を獲得し続けている、バロッサを牽引するワイナリーの一つです。
(写真上) 精肉店を営んでいた頃
(写真下) セント・ハレットの人々
※1 現在のドイツ、ポーランド、チェコに分割された歴史的な地域名。
※2,3 出典:インターナショナル・パブリケーション・ワイン
※4 出典:デカンター
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ワイン産地について
オーストラリア、南オーストラリア州バロッサ
〜6世代に渡るブドウ栽培、ワイン造りの歴史が、今に生きる銘醸地〜
1842年にワイン造りがスタートし、今や世界屈指の良質なワイン産地となったバロッサは、その高名さとは逆に、オーストラリアの全ワイン生産量のわずか4%を生産する小さな銘醸地です。バロッサは、標高160〜320mで比較的温暖なバロッサ・ヴァレーと、標高300〜550mで比較的冷涼なイーデン・ヴァレーから成り、さらに、パッチワークのように異なる標高や地形・土壌から、多様性に富んだブドウ、複雑味溢れるワインが生まれます。6世代に渡り、ブドウ栽培やワイン造りを手掛ける人々も少なくなく、小規模ながらも歴史的なワイン産地です。
また、2014年、バロッサ・ヴァレーは、アメリカの影響力あるワイン雑誌「ワインエンスージアスト」により、「10 ベスト・ワイン・トラベル・デスティネイション」に選ばれ、「バロッサ・ヴァレーは、世界中のテーブルにオーストラリアの太陽のような暖かさをもたらすオーストラリアの大使である。シラーズと言えばバロッサだ。」と評価され、ワインツーリズムのスポットとしても注目されています。
ワインの特長
100%バロッサ!
生き生きとした果実味、きめ細やかで、骨格のはっきりしたワイン。
セント・ハレットのワインは、シニア・ワインメーカーのヘレン・マッカーシーを中心に造られています。
「良き畑と佳き人々が素晴らしいワイン造る」という信念のもと、地域やブドウ栽培農家の人々とのつながりを大切にしながら、バロッサのブドウにこだわり、個々の畑の特徴を最大限に引き出すワイン造りを実践しています。そして造り出されたワインは、生き生きとした果実味が特長の、きめ細やかで、骨格のはっきりしたワインです。
(写真) ヘレン・マッカーシー
ユニークな魅力
オーストラリアで花開いたブドウ品種を、その銘醸地のスペシャリストで味わう。
ブドウの品質や個性は、ワインの仕上がりに決定的な意味を持ちます。セント・ハレットでは、ブドウは区画や畝ごとに収穫し別々に醸造、その後ブレンド、瓶詰めされます。彼らは、それぞれの区画、畝ごとに異なるブドウの特徴を細かく把握し、最大限に表現することに集中しています。例えば、彼らのシラーズのワインの場合、バロッサ全域のシラーズの畑を120もの区画に細分化して造られます。中でも、彼らのフラッグシップワインであり、樹齢100年のシラーズも使用して造られる、「オールド・ブロック シラーズ 2012年」は、2016年、98点/100点を獲得し、オーストラリアの全シラーズワインの中で、NO.2の評価(※)を獲得しました。彼らが造るワインの一本一本に、バロッサのブドウのポテンシャルとセント・ハレットの技術力が結集しています。
(写真) 古木と「オールド・ブロック シラーズ」
※ 『オーストラリアン・ワイン・コンパニオン』ジェームズ・ハリデー著/'Australian Wine Companion' James HALLIDAY