スイートなワインで“一緒に愉しむ” 大人なバレンタインの過ごし方

2018.01.25

もうすぐバレンタインデーですね。日ごろの愛や感謝を伝える、とっても素敵な日。今年のプランはもうお決まりですか?人気店の限定チョコレートを予約したり、愛情込めて手づくりしたり。贈る方もドキドキ、ワクワク。心も躍ってしまいますよね。そんなせっかくの特別な日、今年は贈るだけでなく大切な人と“一緒に愉しむ”というのはいかがでしょう?日本ワインとともに過ごす、大人のバレンタインをご紹介します。

今回オススメするのは、バレンタインデーにぴったりな2種類のワイン。どちらも日本固有のブドウ品種「甲州」から造られた、甘さの異なる白ワインです。外を吹く風は冷たくても、暖かい部屋で、キリッと冷えた日本ワインをグラスに注いで。さあ、とっておきの時間の始まりです。

乾杯にふさわしい 軽やかで優しい甘さ

まずは、シャトー・メルシャンの中でも唯一“やや甘口”に仕上げられた「日本の地ワイン 国中甲州 やや甘口 2014」で乾杯しましょう。

山梨県国中地域、標高450〜500mの南アルプスを望む丘陵地で育ったブドウを、畑ごとに成熟過程を見極めながら収穫。フレッシュでフルーティーな「甲州」の持ち味と、優しい甘みがバランスよく広がります。

天ぷらや煮物といった和食との相性はもちろんですが、バレンタインデーという特別感を意識して、こんなメニューのご提案。

最旬期を迎えたカリフラワーや里芋、国産のアボカドにふんわり衣をまとわせた「季節野菜のフリット」を合わせてみました。衣で包みこむことで、程よく蒸された野菜の甘みにワインの持ち味がよく合います。

タルタルソースなどのディップもいいですが、ここは軽くレモンを搾ってどうぞ。甲州特有の柑橘系のアロマとフレッシュな酸味が、より一層引き立ちますよ。

こちらは「スモークサーモンとアスパラガスのリゾット」。程よい塩気と燻されたサーモンのやわらかな食感も、こっくりソースの味わいも、「日本の地ワイン 国中甲州 やや甘口 2014」のフレッシュな酸味が包み込んでくれます。

特別な一日の締めくくりは 甲州の“真髄”とともに

ディナーのラストを飾る食後のデザートワインには、琥珀色の「エサンス・ド・甲州 2015」をどうぞ。ワインを注いだら、グラスにそっと鼻を近づけてみてください。熟したメロンやマンゴー、あるいはハチミツやナッツを連想させる心地よいアロマ香を感じるはずです。

こちらは同じ「甲州」でも、熟度の高い果実を使用した甘口ワイン。完熟したブドウ由来の甘さに複雑で豊かな香りもさることながら、口に含めば、上品ななめらかさとともに凛とした程よい酸味も感じられ、奥深い味わいが楽しめます。

ペアリングには甘さをちょっとだけ控えめにした「洋梨のタルト」はいかがでしょうか。蜜漬けされたもの、あるいは追熟期間が長くこの時期もっとも美味しくなる洋梨「ル レクチエ」をコンポートにしました。ベースのチーズクリームも白ワインとの相性抜群です。

熟した果実の香気と掛け合わせた、大人のバレンタインデーにぴったりな組み合わせですよ。ちなみにエサンス(Essence)とは、フランス語で“真髄”の意。日本固有のブドウ品種「甲州」の上品で繊細な味わいが、特別な日の締めくくりにピッタリです。

日本ワインと共に過ごす 大人の時間

「日本の地ワイン 国中甲州 やや甘口(500ml)」、「エサンス・ド・甲州(375ml)」というのも、二人で愉しむのにちょうどいいサイズ感。普段はあまり甘口のワインを飲まない方にも、デザートワインがお好きな方にもご満足いただけるはず。

今年のバレンタインは、日本ワインと共に過ごす二人だけの時間を、大切な人への贈りものにしてみませんか?もちろんホワイトデーだって、同じように一緒に楽しむ日にしたいですね。