つくるところから愉しむ。洋菓子とお酒のマリアージュ

2019.01.24

「洋菓子×お酒」と聞いて頭に浮かぶのは「チョコレート×ウイスキー」でしょうか。実はふだん食べている洋菓子も、塩味をプラスしたり香りで合わせたり、ちょっとしたアレンジでいつものお酒との相性をぐっと引き上げることができます。

そこで今回は、定番のウイスキーから、スパークリングワイン、クラフトビールまで、洋菓子とお酒のマリアージュを簡単なレシピとともに紹介します。

チョコブラウニー × ウイスキー

コクのある風味のチョコレートに合わせるウイスキーには、ストレートやロックを選びたいところ。今回紹介するチョコレートレシピは、ビターチョコを用いてつくるブラウニーにゴルゴンゾーラチーズを添えた大人のスイーツ。

そんなビターチョコには、華やかな香りとスムースな口当たりで、ウイスキーを飲みなれない方にも親しみやすい「富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキー」を合わせましょう。

材料を混ぜ合わせオーブンで焼くだけの手軽な焼き菓子。バレンタインのプレゼントにもオススメです。

まずはボウル にバターを入れて練り、やわらかくなったら砂糖を加えてすり混ぜます。
そこへ溶き卵、ラム酒、牛乳を加えてよく混ぜ合わせていきます。

薄力粉、ベーキングパウダー、塩、ココアパウダーをふるい入れ、刻んだチョコレートとクルミを加えてざっくり混ぜ合わせたら、型に流して180度に予熱したオーブンで25~30分焼いていきます。

焼きあがったブラウニーが温かいうちに、ゴルゴンゾーラチーズを乗せて溶かしながら食べるのがオススメ。塩味がおだやかで口の中でふんわり溶けるクリーミーなゴルゴンゾーラ ドルチェがよく合います。


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りんごのキャラメリゼ × スパークリングワイン

続いて紹介するのは紅玉の酸味が爽やかな“りんごのキャラメリゼ”。さっとキャラメルをまとった瑞々しいりんごに、素材の味を邪魔しないミルキーなマスカルポーネチーズを添えました。

合わせるのは、シャンパーニュと同じ伝統製法を用いてつくられた「コドーニュ バルセロナ 1872」。オレンジやパイナップルを連想させる爽やかな香りと、カバ伝統品種(マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ)由来の豊かな果実味。さらにはシャルドネのシャープな酸味とバランスに優れた味わいが一体となった、すっきり飲みやすい辛口タイプのカバがフレッシュな一皿とよく合います。

フライパンでつくるほろ苦いキャラメルソースで煮るだけ。とっておきのデザートはおもてなしにもぴったり。

フライパン にグラニュー糖と水を入れて火にかけ、あめ色から茶色に変わるまで煮詰めたらソースの出来上がり。

そこにバターとりんごを加えてからめるように炒めていきます。はつらつとしたカバの果実味と爽やかな味わいを引き立たせるため、キャラメリゼしたりんごには火を入れすぎないことがポイントです。


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マンディアン × ホワイトエール

最後に紹介するのはクラフトビールと愉しむチョコレート。白ワインを思わせる華やかな香りと小麦麦芽のやわらかな口あたりが特長の「ホワイトエール」と、柑橘のフレーバーを掛け合わせたマンディアンは相性抜群です。

ナッツやドライフルーツをお好みでトッピングし、冷やし固めるだけの手軽なデザートですが、今回はホワイトエールの香味特性に合わせてオレンジピールを加えました。

まずはホワイトチョコレートを湯煎で溶かしたら、オレンジピールとナッツを加えて型に流し入れます。

チョコが冷え固まる前にオレンジピール、ドライベリー、ピスタチオを飾り付けて冷蔵庫へ。冷蔵庫から出して切り分けるときは、少し常温に戻すと綺麗にカットできます。

大きめの型に流し入れて、お好みの形に切ったり割ったりして仕上がりを楽しみましょう。


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“おつまみ”として愉しむスイーツ

ホームパーティーのデザートに、バレンタインデーのプレゼントとして、いつものおつまみをスイーツに変えてお酒との組み合わせを愉しむ。そんな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?