フレッシュな新生活、はじめの一本はこのワイン。

2016.03.31

新しい生活がはじまる4月。気分も新たにいろいろなことがスタートする季節。そこで今月は「FRESH」をキーワードに、これからワインを始めようという方にもお薦めしたい基本の白のセレクション。選んでくれたのは、シャトー・メルシャン製造課の牧野修治さん。ワインもフレッシュ、気分もフレッシュ! さぁ、おいしいワインで新生活のスタートです。

ワインがどんどん身近になっています。

最近、近所のスーパーやコンビニエンスストアに行くたびに、ワインの売場がどんどん大きくなり、ラインナップの充実を実感しています。これは、ワインの造り手にとっては、とってもうれしいことです。そしてうれしいことがもう一つ、それはワインに合うおつまみやお惣菜のコーナーまで、ワイン売場と歩調を合わせるように充実しつつあることです。

ご存知の通り、ワインはそれだけで飲んでも充分おいしいお酒ですが、食と合わせることにより、その愉しみは何倍にも膨らんでいきます。
ワインと食との相性を「マリアージュ」と呼ぶのも、ワインならではの愉しみをよく象徴しています。そこで4月は、新生活がスタートする方や、これからワインを始めようと思っている方のために、“はじめの一本”にふさわしい「基本の白」と、そしてそのワインによく合う簡単おつまみをセレクトしてみました。ワインの教則本には載っていない、カジュアルに愉しむちょっと意外なマリアージュもご紹介します。

ワインも“習うより慣れろ”です。まずは、飲んでみて、食べてみて、ワインと食を気軽に愉しむことから、はじめましょう。

牧野 修治 Shuji Makino

シャトー・メルシャン製造課包装係
2005年からカリフォルニアのナパに2年ほど滞在してナパ・ヴァレー大学で勉強した後、
2007年に近代的ワイン醸造とブドウ栽培の研究機関として著名なカリフォルニア大学デイヴィス校
(University of California Davis Viticulture and Enology)
ブドウ栽培・ワイン醸造学科入学、2009年3月卒業。
現在は、シャトー・メルシャンで日々おいしいワイン造りに邁進しています。

ブラックペッパーのきいた小岩井のチーズスティックを添えて。

まずはオールマイティな白から。

まず最初に押さえておきたいのは、どんな料理にも合わせやすいオールマイティな白。ワインをこれから始めようという方にお薦めしたいのが『シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄』です。

しっかりとした厚みとテクスチャーが愉しめる、リッチな味わいのシャルドネを主体に、シャープな酸味のすがすがしい甲州をアクセントに加え、バランスのよい味わいに仕上げています。

やや濃いめの味付けから繊細な味付けの料理まで、幅広くお愉しみいただけます。特に“うま味”が特徴の和食と合わせるのがお薦めです。因みにアンサンブルとは「調和」の意味。欧州系品種のシャルドネと日本固有品種の甲州の調和、そしてさまざまな料理との調和を愉しむ一本です。
このワインには、醤油味でうま味がしみ込んだ“ムール貝”と“ホタテ”を合わせてみました。市販の缶詰にもおいしいものがたくさんあります。

世界が注目する白、日本固有品種「甲州」。

続いてお薦めしたいのは、『シャトー・メルシャン 穂坂甲州セレクテッド・ヴィンヤーズ』です。世界では白ワインといえば、シャルドネが有名ですが、「甲州」は日本代表ともいえる白。日本固有のブドウ品種として注目を集めています。

山梨県韮崎市の穂坂地区の中で、特に選抜された畑で収穫された甲州100%で造られたこのワインは、ライムやレモンピールなどのフレッシュで爽やかな香りを感じた後、時間の経過と共にフワッとアンズのような黄色く熟した果実の香りが現れてきます。

プレーンな塩味のクラッカーを添えて。「オイルサーディンはちょっと炙った方が香ばしくて好き」と牧野さん。

基本的には和の柑橘を思わせるすがすがしい香りと、さわやかな酸味のバランスのよさが特徴といわれる甲州ですが、最後にお口の中に甲州独自の複雑な味わいが広がります。この複雑味がクセになるポイント。この甲州には、お馴染みの“オイルサーディン”を合わせてみました。
レモンを搾るとワインの柑橘香と心地よく調和します。酸味や塩味を感じさせる料理、燻製などとも爽やかにマッチします。

「チーズとバゲットさえあれば、それだけでワインは充分に愉しめる」というワインファンも多い。パリッと塩味のきいたバゲットパンを添えて。

これぞフレッシュ! 新しいトレンドの白。

最後に今回のテーマ「フレッシュ」に最もふさわしい一本といっても過言ではない、最新トレンドの白をご紹介します。

それが『シャトー・メルシャン
長野シャルドネ アンウッデッド』。日本のシャルドネの名産地、長野県北信地区のシャルドネ100%で仕込んだワインです。

新しいトレンドといったのは、その製法のユニークさにあります。通常シャルドネといえば、樽をしっかりきかせて熟成させたワインが一般的ですが、このワインは“アンウッデッド”、つまり樽(木)を一切使わずに仕上げたシャルドネなのです。ですから、ブドウが本来もつ清々しい香りやフレッシュな味わいがしっかり息づいています。
樽を使用しなくても、シャルドネはブドウ自体が力強いので、このワインには、トマトの酸味とうま味が凝縮した“真いわしと野菜のトマト煮”とクリーミーな“カマンベールチーズ”を合わせてみました。樽香のない“アンウッデッド”は、魚の生臭さを感じさせないのも特徴です。

「チーズとバゲットさえあれば、それだけでワインは充分に愉しめる」というワインファンも多い。パリッと塩味のきいたバゲットパンを添えて。

香り豊かなシャルドネには、同じく香り豊かなバジルのサラダやシーザーサラダなどもよく合います。最近は一人前のサラダも手軽に買えるようになったので、サラダとパンと合わせてみるのもお薦めです。

世界的な嗜好が、よりナチュラルでフレッシュな、素材そのものを愉しむ方向にシフトしている影響でしょうか、最近“アンウッデッド”のシャルドネが世界の市場に出始めています。

栽培家の立場からいえば、こうしたトレンドは嬉しい限りですが、その反面ブドウの出来がそのままワインの出来に直結するので、その分プレッシャーも感じます。
シャトー・メルシャンでは、素材自体を大切にすることを「はじめにブドウありき」というキーワードで表してきましたが、この“アンウッデッド”に関していえば、「終わりまでブドウありき」ともいえる逸品。栽培家の腕が試される一本でもあります。世界的な新しいトレンドの白、そしてシャトー・メルシャンの自信作。ぜひとも実感してみてください。

【ワインを愉しむ基礎知識】 「アッサンブラージュ」と「セパージュ」

ワインには大きく分けて、「アッサンブラージュ」と「セパージュ」の2つのタイプがあります。
「アッサンブラージュ」(仏/assemblage)とは、“組み合わせ”を意味するフランス語で、複数の異なるブドウ品種をブレンドして一つのワインに仕上げられたタイプ。つまりブレンドされたワインのこと。フランス・ボルドーの赤ワインなどがその代表的なものです。ブドウは農産物なので、その年ごとに味わいが大きく異なりますが、ブレンドの技により、毎年の味わいを安定させるメリットがあります。
また、複数のブドウ品種を組み合わせることで、複雑な香味が生まれ、ワインに深みを与えます。いかにバランスの良いワインに仕上げるか、醸造家の腕の見せどころでもあります。4月のワインでは、『シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄』が、まさにアッサンブラージュのワインに当たります。
そしてもう一つのタイプ、「セパージュ」(仏:cépage)はフランス語で“ブドウの品種”を表します。もともとは、ラベルにブドウの品種名が明記されたワインのことを示していましたが、現在では、単一品種のブドウで造られたワインのことを表し、英語圏では「ヴァラエタル」(英:varaietal)とも呼ばれます。4月のワインでは『シャトー・メルシャン 穂坂甲州セレクテッド・ヴィンヤーズ』、『シャトー・メルシャン 長野シャルドネ アンウッデッド』がこのタイプのワインになり、ブドウ自体の個性をそのまま愉しむためのワインといえます。
「アッサンブラージュ」と「セパージュ」、どちらにも甲乙つけがたい魅力がありますが、4月のワインではこの2つのタイプを意識して、お愉しみいただければ幸いです。

「チーズとバゲットさえあれば、それだけでワインは充分に愉しめる」というワインファンも多い。パリッと塩味のきいたバゲットパンを添えて。

  • シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄 2014

    【産地】シャルドネ(福島県、長野県)/甲州(山梨県)
    【使用品種】シャルドネ、甲州
    【発酵】ステンレスタンク 及び オーク樽発酵
    【育成】オーク樽育成
    【テイスティングノート】
    輝きのあるレモンイエロー。レモン、グレープフルーツ、パイナップルを思わせるフレッシュな果実香が広がります。
    口中では樽に由来するアーモンド、ヴァニラ、バターなどのニュアンスとふくよかな果実味とが調和し、まろやかな酸味と厚みのある味わいを感じ取れます。
    【マリアージュ】
    魚介のバターソテー、クリームシチュー、豆乳仕立てなど、まろやかな料理と。

  • シャトー・メルシャン 穂坂甲州セレクテッド・ヴィンヤーズ 2014

    【産地】山梨県韮崎市穂坂地区
    【使用品種】甲州100%
    【発酵】ステンレスタンク発酵
    【育成】ステンレスタンク育成
    【テイスティングノート】
    輝きのある黄色。ライムやレモンピールなどのフレッシュで爽やかな香りを感じた後、時間の経過と共にアンズのような黄色く熟した果実の香りも現れてきます。
    口中は、しっかりとした酸味と骨格のある複雑な味わいが広がります。
    【マリアージュ】
    オリーブや野菜のピクルス、シーフードマリネやカルパッチョなど、酸味のある料理と。

  • シャトー・メルシャン 長野シャルドネ アンウッデッド 2014

    【産地】長野県北信地区(長野市、高山村、須坂市)
    【使用品種】シャルドネ100%
    【発酵】ステンレスタンク発酵
    【育成】ステンレスタンク育成
    【テイスティングノート】
    輝きのあるレモンイエロー。マンゴー、パイナップル、パッションフルーツなどトロピカルな果実の香りをトップに感じた後、ハチミツ、アンズを連想させるような香りがアフターに捉えられます。
    柔らかい酸味とふくよかな果実味に加え、適度なミネラル感がバランスよく口中に広がります。
    【マリアージュ】
    白身魚のムニエルや焼き魚、天婦羅などの料理と。

ワインがどんどん身近になっています。

最近、近所のスーパーやコンビニエンスストアに行くたびに、ワインの売場がどんどん大きくなり、ラインナップの充実を実感しています。これは、ワインの造り手にとっては、とってもうれしいことです。そしてうれしいことがもう一つ、それはワインに合うおつまみやお惣菜のコーナーまで、ワイン売場と歩調を合わせるように充実しつつあることです。

ご存知の通り、ワインはそれだけで飲んでも充分おいしいお酒ですが、食と合わせることにより、その愉しみは何倍にも膨らんでいきます。
ワインと食との相性を「マリアージュ」と呼ぶのも、ワインならではの愉しみをよく象徴しています。そこで4月は、新生活がスタートする方や、これからワインを始めようと思っている方のために、“はじめの一本”にふさわしい「基本の白」と、そしてそのワインによく合う簡単おつまみをセレクトしてみました。ワインの教則本には載っていない、カジュアルに愉しむちょっと意外なマリアージュもご紹介します。

ワインも“習うより慣れろ”です。まずは、飲んでみて、食べてみて、ワインと食を気軽に愉しむことから、はじめましょう。

牧野 修治 Shuji Makino

シャトー・メルシャン製造課包装係
2005年からカリフォルニアのナパに2年ほど滞在してナパ・ヴァレー大学で勉強した後、2007年に近代的ワイン醸造とブドウ栽培の研究機関として著名なカリフォルニア大学デイヴィス校(University of California Davis Viticulture and Enology)ブドウ栽培・ワイン醸造学科入学、2009年3月卒業。
現在は、シャトー・メルシャンで日々おいしいワイン造りに邁進しています。

まずはオールマイティな白から。

まず最初に押さえておきたいのは、どんな料理にも合わせやすいオールマイティな白。ワインをこれから始めようという方にお薦めしたいのが『シャトー・メルシャンアンサンブル 萌黄』です。

しっかりとした厚みとテクスチャーが愉しめる、リッチな味わいのシャルドネを主体に、シャープな酸味のすがすがしい甲州をアクセントに加え、バランスのよい味わいに仕上げています。

ブラックペッパーのきいた小岩井のチーズスティックを添えて。

やや濃いめの味付けから繊細な味付けの料理まで、幅広くお愉しみいただけます。特に“うま味”が特徴の和食と合わせるのがお薦めです。因みにアンサンブルとは「調和」の意味。欧州系品種のシャルドネと日本固有品種の甲州の調和、そしてさまざまな料理との調和を愉しむ一本です。
このワインには、醤油味でうま味がしみ込んだ“ムール貝”と“ホタテ”を合わせてみました。市販の缶詰にもおいしいものがたくさんあります。

世界が注目する白、日本固有品種「甲州」。

続いてお薦めしたいのは、『シャトー・メルシャン 穂坂甲州セレクテッド・ヴィンヤーズ』です。世界では白ワインといえば、シャルドネが有名ですが、「甲州」は日本代表ともいえる白。日本固有のブドウ品種として注目を集めています。

山梨県韮崎市の穂坂地区の中で、特に選抜された畑で収穫された甲州100%で造られたこのワインは、ライムやレモンピールなどのフレッシュで爽やかな香りを感じた後、時間の経過と共にフワッとアンズのような黄色く熟した果実の香りが現れてきます。

プレーンな塩味のクラッカーを添えて。「オイルサーディンはちょっと炙った方が香ばしくて好き」と牧野さん。

基本的には和の柑橘を思わせるすがすがしい香りと、さわやかな酸味のバランスのよさが特徴といわれる甲州ですが、最後にお口の中に甲州独自の複雑な味わいが広がります。この複雑味がクセになるポイント。この甲州には、お馴染みの“オイルサーディン”を合わせてみました。
レモンを搾るとワインの柑橘香と心地よく調和します。酸味や塩味を感じさせる料理、燻製などとも爽やかにマッチします。

これぞフレッシュ!新しいトレンドの白。

最後に今回のテーマ「フレッシュ」に最もふさわしい一本といっても過言ではない、最新トレンドの白をご紹介します。
それが『シャトー・メルシャン 長野シャルドネ アンウッデッド』。日本のシャルドネの名産地、長野県北信地区のシャルドネ100%で仕込んだワインです。
新しいトレンドといったのは、その製法のユニークさにあります。通常シャルドネといえば、樽をしっかりきかせて熟成させたワインが一般的ですが、このワインは“アンウッデッド”、つまり樽(木)を一切使わずに仕上げたシャルドネなのです。ですから、ブドウが本来もつ清々しい香りやフレッシュな味わいがしっかり息づいています。
樽を使用しなくても、シャルドネはブドウ自体が力強いので、このワインには、トマトの酸味とうま味が凝縮した“真いわしと野菜のトマト煮”とクリーミーな“カマンベールチーズ”を合わせてみました。樽香のない“アンウッデッド”は、魚の生臭さを感じさせないのも特徴です。

素材にこだわった、「終わりまでブドウありき」ともいえる逸品。

世界的な嗜好が、よりナチュラルでフレッシュな、素材そのものを愉しむ方向にシフトしている影響でしょうか、最近“アンウッデッド”のシャルドネが世界の市場に出始めています。
栽培家の立場からいえば、こうしたトレンドは嬉しい限りですが、その反面ブドウの出来がそのままワインの出来に直結するので、その分プレッシャーも感じます。
シャトー・メルシャンでは、素材自体を大切にすることを「はじめにブドウありき」というキーワードで表してきましたが、この“アンウッデッド”に関していえば、「終わりまでブドウありき」ともいえる逸品。栽培家の腕が試される一本でもあります。世界的な新しいトレンドの白、そしてシャトー・メルシャンの自信作。ぜひとも実感してみてください。

【ワインを愉しむ基礎知識】
「アッサンブラージュ」と「セパージュ」

ワインには大きく分けて、「アッサンブラージュ」と「セパージュ」の2つのタイプがあります。「アッサンブラージュ」(仏/assemblage)とは、“組み合わせ”を意味するフランス語で、複数の異なるブドウ品種をブレンドして一つのワインに仕上げられたタイプ。つまりブレンドされたワインのこと。フランス・ボルドーの赤ワインなどがその代表的なものです。ブドウは農産物なので、その年ごとに味わいが大きく異なりますが、ブレンドの技により、毎年の味わいを安定させるメリットがあります。
また、複数のブドウ品種を組み合わせることで、複雑な香味が生まれ、ワインに深みを与えます。いかにバランスの良いワインに仕上げるか、醸造家の腕の見せどころでもあります。4月のワインでは、『シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄』が、まさにアッサンブラージュのワインに当たります。
そしてもう一つのタイプ、「セパージュ」(仏:cépage)はフランス語で“ブドウの品種”を表します。もともとは、ラベルにブドウの品種名が明記されたワインのことを示していましたが、現在では、単一品種のブドウで造られたワインのことを表し、英語圏では「ヴァラエタル」(英:varaietal)とも呼ばれます。4月のワインでは『シャトー・メルシャン 穂坂甲州セレクテッド・ヴィンヤーズ』、『シャトー・メルシャン 長野シャルドネ アンウッデッド』がこのタイプのワインになり、ブドウ自体の個性をそのまま愉しむためのワインといえます。
「アッサンブラージュ」と「セパージュ」、どちらにも甲乙つけがたい魅力がありますが、4月のワインではこの2つのタイプを意識して、お愉しみいただければ幸いです。

“フレッシュな新生活、はじめの一本はこのワイン。”牧野修治さんが選んだのは、この3本。

シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄 2014、シャトー・メルシャン 穂坂甲州セレクテッド・ヴィンヤーズ 2014、シャトー・メルシャン 長野シャルドネ アンウッデッド 2014

  • シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄 2014

    【産地】シャルドネ(福島県、長野県)/甲州(山梨県)
    【使用品種】シャルドネ、甲州
    【発酵】ステンレスタンク 及び オーク樽発酵
    【育成】オーク樽育成
    【テイスティングノート】
    輝きのあるレモンイエロー。レモン、グレープフルーツ、パイナップルを思わせるフレッシュな果実香が広がります。
    口中では樽に由来するアーモンド、ヴァニラ、バターなどのニュアンスとふくよかな果実味とが調和し、まろやかな酸味と厚みのある味わいを感じ取れます。
    【マリアージュ】
    魚介のバターソテー、クリームシチュー、豆乳仕立てなど、まろやかな料理と。

  • シャトー・メルシャン 穂坂甲州セレクテッド・ヴィンヤーズ 2014

    【産地】山梨県韮崎市穂坂地区
    【使用品種】甲州100%
    【発酵】ステンレスタンク発酵
    【育成】ステンレスタンク育成
    【テイスティングノート】
    輝きのある黄色。ライムやレモンピールなどのフレッシュで爽やかな香りを感じた後、時間の経過と共にアンズのような黄色く熟した果実の香りも現れてきます。
    口中は、しっかりとした酸味と骨格のある複雑な味わいが広がります。
    【マリアージュ】
    オリーブや野菜のピクルス、シーフードマリネやカルパッチョなど、酸味のある料理と。

  • メルシャン 長野シャルドネ アンウッデッド 2014

    【産地】長野県北信地区(長野市、高山村、須坂市)
    【使用品種】シャルドネ100%
    【発酵】ステンレスタンク発酵
    【育成】ステンレスタンク育成
    【テイスティングノート】
    輝きのあるレモンイエロー。マンゴー、パイナップル、パッションフルーツなどトロピカルな果実の香りをトップに感じた後、ハチミツ、アンズを連想させるような香りがアフターに捉えられます。
    柔らかい酸味とふくよかな果実味に加え、適度なミネラル感がバランスよく口中に広がります。
    【マリアージュ】
    白身魚のムニエルや焼き魚、天婦羅などの料理と。