ブドウの蒸溜酒「マール」を愉しむ。

2017.02.02

バレンタイン、ホワイトデーと、世間ではこれから何かとスイーツが騒がしくなる季節。そこで今月は、メルシャンとキリンを代表するワイン女子2人が選んだ“本当にスイーツと愉しむなら、これ!”という、究極の一本をご紹介します。

ブドウの蒸溜酒「マール」

それは「マール」という希少な「ブドウの蒸溜酒」。
さらにこの時期のディナーでお愉しみいただきたい、格調高いスペシャルワインもセレクション。
オー・ド・ヴィ(Eau de Vie)、フランス語で“命の水”とも呼ばれるマールで、
さぁ、大人の時間を愉しみましょう。

尾谷 玲子 Reiko Otani

メルシャン入社後、8年間にわたりワイン、ウイスキー、焼酎、RTDなどの広告を手がける。2007年からはキリンビールで、ビールやウイスキー、スピリッツ&リキュールなどのセールスプロモーションの企画立案を行う。2013年から、ワインの市場や新商品開発のための調査・分析を担当。広告、セールスプロモーション、マーケティングの領域で、お客さまにお酒の魅力を伝えるオールラウンドプレイヤーとして活躍。
2016年から古巣のメルシャンに戻り、マーケティング部コミュニケーション担当に。皆さまにどうやってこのワインたちの素晴らしさをお伝えしようか、グラス片手に日々頭を悩ませている。

齋木 万起子 Makiko Saiki

メルシャン入社後、8年間にわたり広報部でワイン担当として、主要なブランドの広報・イベント業務に携わる。その後、「本搾り」をはじめとするRTDの開発・ブランド担当等を経て、2014年から念願の「シャトー・メルシャン 」グループへ。山梨県勝沼のシャトー・メルシャン ビジターセンターでセミナー講師などをしながらお客さまをお迎えする傍ら、2015年春からDRINXにおける「シャトー・メルシャン」立ち上げの一端を担う。2016年よりキリン株式会社でDRINXのワイン担当に専任。皆さまへワインのあるおいしい生活をご提案すべく日々奮闘中。お客さまと直接お会いできるイベントが、何よりも励みと愉しみに。

希少なブドウの蒸留酒「マール」とスイーツの愉しみ方。

「マール」とは、ワインの醸造工程でブドウを搾った後の果皮と種を、残ったアルコール分で蒸溜(粗溜)し、さらにもう一度蒸溜(精溜)して、アルコール度数を50%くらいまで高めたブドウの蒸溜酒のこと。

「本場フランスでも、ブドウにこだわるシャトーやドメーヌでは、よくこのマールが造られていて、あまり量産できないことから、ワインファンのコレクターアイテムになるほど人気の高いお酒なんです」。イタリアでグラッパと呼ばれるものも、これと同じものだとか。

実際、シャトー・メルシャンに併設されているビジターセンターにも在籍していた齋木さん、「とても小さな蒸溜器で、本当に手づくり感覚で丁寧に造られたものなんです。ワインとブドウに敬意を表して、美味しい部分は徹底的に使い切る。そんな想いがワインメーカーにはあるのかもしれません」と教えてくれました。しかしあまりにも手間がかかるため、残念ながら今は造っていないそう。

そんな希少なマールですが、本当にスイーツに合うのか? ということで実際にお二人にマリアージュを試していただきました。「最近チョコレートなどでも、ドライフルーツやナッツ、スパイスなどの素材を使ったものが人気ですが、そうしたチョコレートやスイーツには文句なく合いますね」と尾谷さん。その感覚は同じ蒸溜酒のウイスキーやブランデーにも近いのだとか。

特に今回ご紹介する『シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー オー・ド・ヴィ・ド・マール 2008』は、長野県の中でもとりわけメルローの名産地として知られる桔梗ヶ原地区のメルローだけで造られているので、素材へのこだわりが半端ではない。「だから、フルーツやスパイスなどの素材や、カカオにこだわったチョコレートとは相性も抜群。常温でゆっくり味わうのも、キリッと冷やしてクールに愉しむのも、どちらも大人の嗜みです」と尾谷さんの説明にも熱がこもる。

さらに続けて齋木さん、「実は濃厚なガトー・ショコラやフルーツのパウンドケーキなどには、マールを振りかけてもしっとり深みが出てとっても美味しいんです」。確かに生チョコやケーキには、ブランデーなどの蒸溜酒が使われることも多いので、その話うなずけます。

「食中はワイン、食後はデザートとゆっくりマールを愉しむ。そんなワインのある豊かな生活を、皆さんにもぜひ味わっていただきたい」と声を揃えるお二人。オー・ド・ヴィ・ド・マール、“命の水”のマールとスイーツを前に、ワイン女子二人の話題は、次第にワインへと移っていくのでありました。

マールとスイーツ

ワイン女子直伝「ワインとショコラのマリアージュ」の奥義。

バレンタインやホワイトデーだから、無理矢理ショコラとワインを合わせたりしていませんか? そもそもワインの味はとても繊細、ところがチョコレートの味わいはとっても強い。だからともすれば、チョコレートの味わいがワインの味を打ち負かしてしまう…なんていうこともありがちな話。そこでワイン女子のお二人が、DRINXのために「ワインとショコラのマリアージュ」の奥義を教えてくれました。

最近ショコラの世界では“ビーン・トゥ・バー”という言葉がよく聞かれますが、これはビーン、つまりカカオ豆からバー、板チョコまでをすべて自分のお店の中で作るという、徹底的にカカオにこだわったお店やチョコレートのことを意味します。「チョコレートの原料のカカオとワインには、実は共通する香りがたくさんあるのです」と尾谷さん。「例えば、白ワインでよく言われるレモンやオレンジなどの柑橘の香り、赤ワインで言う赤い果実の香り。ハチミツの香りなんかもそう。樽に由来するヴァニラやナッツ、シナモンなどの香りも、実はカカオにもしっかり存在する香りなんです。他に花の香りなどもよく言われますね。こうした香りの共通点を探すと、ワインとショコラのマリアージュも意外とシンプルに実現できるんです」。

「このことは料理とのマリアージュにも応用できます。まずはワインと食材や料理がもつ香りや味わいの共通点を探していくこと。そこからはじめていくと、相性のよいワインと料理も自ずから理解できるようになってくると思います」と齋木さん。「でも嗜好の感覚には個人差があって、正解はありません。ですからここでの話題は、あくまでもご参考まで」という訳で、ワイン女子二人の話題は、続いてワインと料理とのマリアージュへ。

長野県産ワイン

いま注目すべき産地、「長野県」の“ディナーと合わせる育ちのよいワイン”

バレンタインやホワイトデー、ロマンティックなイベントが多いこの季節、せっかくならきちんとしたディナーに合わせて、格調高く折り目正しいワインを愉しんでみてはいかがでしょうか?

そこで今月は、ワイン女子お二人が絶対の自信をもってプッシュする「長野県」の上質なブドウで造られたワインをご紹介。長野はいま、山梨と並んで日本の二大産地と言われるほど、そのブドウの品質の高さで注目されているのだとか。

特に白では「シャルドネ」、赤は「メルロー」の人気が高く、シャトー・メルシャンでも北信地区のシャルドネや塩尻市の桔梗ヶ原地区のメルロー、さらに自社管理畑として上田市の椀子(マリコ)ヴィンヤードのブドウで造ったワインなどが、世界的なワインコンクールでも高く評価されるなど、長野県産ブドウで造られたワインは、日本ワインの中でも特に注目株なのです。

そこで、“ディナーと合わせる育ちのよいワイン”をテーマに、お二人が選んでくれたのがこの3本。

まずは、これぞ“王道のシャルドネ”とも言える『シャトー・メルシャン 長野シャルドネ 2014』。長野県のシャルドネ100%で、程よくオーク樽を使って育成。なめらかな口当たりとコクを感じるとてもバランスのよいシャルドネです。

尾谷さん曰く「これが日本のシャルドネのど真ん中!このなめらかな味わいには、この季節、クリームシチューやクリームソースで仕上げたロールキャベツなどいかがでしょうか? 心までほっこり温まること、間違いなしです。クリームソースのような白いソースには、白ワインでも比較的しっかりした味わいのシャルドネがよく合うと思います(写真@)」。

続いて2本目は『シャトー・メルシャン 長野メルロー 2014』。シャトー・メルシャンの中でも特に人気の逸品とのことで「市場でも引き合いが多く、いつでも品薄状態。シャトー・メルシャンの数あるワインの中でもなかなか手に入らない逸品」と齋木さん。今回はバレンタインやホワイトデーシーズンを見据えて、DRINXのお客さまのために、他の2本とともに特別に用意してくれたものだそう。

そんなメルローに合わせたいのは、赤ワインでしっかり煮込んでコクをつけたビーフシチュー(写真A)。可能であれば牛肉も“信州牛”にして、徹底的に長野尽くしのマリアージュにもこだわりたいもの。

「フランスのブルゴーニュ地方の郷土料理にも“ブッフ・ブルギニヨン”という牛肉の赤ワイン煮込みがありますが、ブルゴーニュの場合は世界的にも有名なピノ・ノワール、日本ではぜひ『シャトー・メルシャン 長野メルロー』と合わせてご賞味いただきたい」と、齋木さんからの力強いリコメンド。

そしてお二人が最後の一本に選んだのが、再びシャルドネに戻り『シャトー・メルシャン 長野シャルドネ アンウッデッド 2014』。樽を使わずに仕上げるアンウッデッドは、ブドウ本来の個性をストレートに表現することを目指して造られたワインで、よほどブドウが良い状態でないとアンウッデッドにはできないのだとか。「ブドウ本来のフレッシュな果実味がしっかり残ったアンウッデッドと、樽を使った王道のシャルドネ。ぜひこの機会に飲み比べてみていただきたいですね」と尾谷さん。

このワインに合わせたいのは、ちょっと意外かもしれませんが、アップルパイ(写真B)。特に長野県産のりんごを使ったパイであればマリアージュもパーフェクト。どちらも柔らかい酸味と豊かな果実味が魅力。ディナーの後のデザートとして一緒に愉しむのも良いと思います。

バレンタインやホワイトデーシーズンには、ぜひともディナーとともに育ちの良いワインをお愉しみください。もちろん食後のマールも、大人の嗜みとしてお忘れなく!

今月のご紹介ワインはこちら

ワインの蒸溜酒「マール」 バレンタイン、ホワイトデーと、世間ではこれから何かとスイーツが騒がしくなる季節。そこで今月は、メルシャンとキリンを代表するワイン女子2人が選んだ“本当にスイーツと愉しむなら、これ!”という、究極の一本をご紹介します。それは「マール」という希少な「ブドウの蒸溜酒」。
さらにこの時期のディナーでお愉しみいただきたい、格調高いスペシャルワインもセレクション。オー・ド・ヴィ(Eau de Vie)、フランス語で“命の水”とも呼ばれるマールで、さぁ、大人の時間を愉しみましょう。

尾谷 玲子 Reiko Otani

齋木 万起子 Makiko Saiki

希少なブドウの蒸留酒「マール」とスイーツの愉しみ方。

ワインの蒸溜酒「マール」 「マール」とは、ワインの醸造工程でブドウを搾った後の果皮と種を、残ったアルコール分で蒸溜(粗溜)し、さらにもう一度蒸溜(精溜)して、アルコール度数を50%くらいまで高めたブドウの蒸溜酒のこと。

「本場フランスでも、ブドウにこだわるシャトーやドメーヌでは、よくこのマールが造られていて、あまり量産できないことから、ワインファンのコレクターアイテムになるほど人気の高いお酒なんです」。イタリアでグラッパと呼ばれるものも、これと同じものだとか。

実際、シャトー・メルシャンに併設されているビジターセンターにも在籍していた齋木さん、「とても小さな蒸溜器で、本当に手づくり感覚で丁寧に造られたものなんです。ワインとブドウに敬意を表して、美味しい部分は徹底的に使い切る。そんな想いがワインメーカーにはあるのかもしれません」と教えてくれました。しかしあまりにも手間がかかるため、残念ながら今は造っていないそう。

そんな希少なマールですが、本当にスイーツに合うのか? ということで実際にお二人にマリアージュを試していただきました。「最近チョコレートなどでも、ドライフルーツやナッツ、スパイスなどの素材を使ったものが人気ですが、そうしたチョコレートやスイーツには文句なく合いますね」と尾谷さん。その感覚は同じ蒸溜酒のウイスキーやブランデーにも近いのだとか。

特に今回ご紹介する『シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー オー・ド・ヴィ・ド・マール 2008』は、長野県の中でもとりわけメルローの名産地として知られる桔梗ヶ原地区のメルローだけで造られているので、素材へのこだわりが半端ではない。「だから、フルーツやスパイスなどの素材や、カカオにこだわったチョコレートとは相性も抜群。常温でゆっくり味わうのも、キリッと冷やしてクールに愉しむのも、どちらも大人の嗜みです」と尾谷さんの説明にも熱がこもる。

さらに続けて齋木さん、「実は濃厚なガトー・ショコラやフルーツのパウンドケーキなどには、マールを振りかけてもしっとり深みが出てとっても美味しいんです」。確かに生チョコやケーキには、ブランデーなどの蒸溜酒が使われることも多いので、その話うなずけます。

「食中はワイン、食後はデザートとゆっくりマールを愉しむ。そんなワインのある豊かな生活を、皆さんにもぜひ味わっていただきたい」と声を揃えるお二人。オー・ド・ヴィ・ド・マール、“命の水”のマールとスイーツを前に、ワイン女子二人の話題は、次第にワインへと移っていくのでありました。

ワイン女子直伝「ワインとショコラのマリアージュ」の奥義。

マールとスイーツ

バレンタインやホワイトデーだから、無理矢理ショコラとワインを合わせたりしていませんか? そもそもワインの味はとても繊細、ところがチョコレートの味わいはとっても強い。だからともすれば、チョコレートの味わいがワインの味を打ち負かしてしまう…なんていうこともありがちな話。そこでワイン女子のお二人が、DRINXのために「ワインとショコラのマリアージュ」の奥義を教えてくれました。

最近ショコラの世界では“ビーン・トゥ・バー”という言葉がよく聞かれますが、これはビーン、つまりカカオ豆からバー、板チョコまでをすべて自分のお店の中で作るという、徹底的にカカオにこだわったお店やチョコレートのことを意味します。「チョコレートの原料のカカオとワインには、実は共通する香りがたくさんあるのです」と尾谷さん。「例えば、白ワインでよく言われるレモンやオレンジなどの柑橘の香り、赤ワインで言う赤い果実の香り。ハチミツの香りなんかもそう。樽に由来するヴァニラやナッツ、シナモンなどの香りも、実はカカオにもしっかり存在する香りなんです。他に花の香りなどもよく言われますね。こうした香りの共通点を探すと、ワインとショコラのマリアージュも意外とシンプルに実現できるんです」。

「このことは料理とのマリアージュにも応用できます。まずはワインと食材や料理がもつ香りや味わいの共通点を探していくこと。そこからはじめていくと、相性のよいワインと料理も自ずから理解できるようになってくると思います」と齋木さん。「でも嗜好の感覚には個人差があって、正解はありません。ですからここでの話題は、あくまでもご参考まで」という訳で、ワイン女子二人の話題は、続いてワインと料理とのマリアージュへ。

いま注目すべき産地、「長野県」の“ディナーと合わせる育ちのよいワイン”

マールとスイーツ バレンタインやホワイトデー、ロマンティックなイベントが多いこの季節、せっかくならきちんとしたディナーに合わせて、格調高く折り目正しいワインを愉しんでみてはいかがでしょうか?

そこで今月は、ワイン女子お二人が絶対の自信をもってプッシュする「長野県」の上質なブドウで造られたワインをご紹介。長野はいま、山梨と並んで日本の二大産地と言われるほど、そのブドウの品質の高さで注目されているのだとか。

特に白では「シャルドネ」、赤は「メルロー」の人気が高く、シャトー・メルシャンでも北信地区のシャルドネや塩尻市の桔梗ヶ原地区のメルロー、さらに自社管理畑として上田市の椀子(マリコ)ヴィンヤードのブドウで造ったワインなどが、世界的なワインコンクールでも高く評価されるなど、長野県産ブドウで造られたワインは、日本ワインの中でも特に注目株なのです。

そこで、“ディナーと合わせる育ちのよいワイン”をテーマに、お二人が選んでくれたのがこの3本。

まずは、これぞ“王道のシャルドネ”とも言える『シャトー・メルシャン 長野シャルドネ 2014』。長野県のシャルドネ100%で、程よくオーク樽を使って育成。なめらかな口当たりとコクを感じるとてもバランスのよいシャルドネです。

尾谷さん曰く「これが日本のシャルドネのど真ん中!このなめらかな味わいには、この季節、クリームシチューやクリームソースで仕上げたロールキャベツなどいかがでしょうか? 心までほっこり温まること、間違いなしです。クリームソースのような白いソースには、白ワインでも比較的しっかりした味わいのシャルドネがよく合うと思います(写真@)」。

クリームソースで仕上げたロールキャベル

続いて2本目は『シャトー・メルシャン 長野メルロー 2014』。シャトー・メルシャンの中でも特に人気の逸品とのことで「市場でも引き合いが多く、いつでも品薄状態。シャトー・メルシャンの数あるワインの中でもなかなか手に入らない逸品」と齋木さん。今回はバレンタインやホワイトデーシーズンを見据えて、DRINXのお客さまのために、他の2本とともに特別に用意してくれたものだそう。

そんなメルローに合わせたいのは、赤ワインでしっかり煮込んでコクをつけたビーフシチュー(写真A)。可能であれば牛肉も“信州牛”にして、徹底的に長野尽くしのマリアージュにもこだわりたいもの。

ビーフシチュー

「フランスのブルゴーニュ地方の郷土料理にも“ブッフ・ブルギニヨン”という牛肉の赤ワイン煮込みがありますが、ブルゴーニュの場合は世界的にも有名なピノ・ノワール、日本ではぜひ『シャトー・メルシャン 長野メルロー』と合わせてご賞味いただきたい」と、齋木さんからの力強いリコメンド。

そしてお二人が最後の一本に選んだのが、再びシャルドネに戻り『シャトー・メルシャン 長野シャルドネ アンウッデッド 2014』。樽を使わずに仕上げるアンウッデッドは、ブドウ本来の個性をストレートに表現することを目指して造られたワインで、よほどブドウが良い状態でないとアンウッデッドにはできないのだとか。「ブドウ本来のフレッシュな果実味がしっかり残ったアンウッデッドと、樽を使った王道のシャルドネ。ぜひこの機会に飲み比べてみていただきたいですね」と尾谷さん。

このワインに合わせたいのは、ちょっと意外かもしれませんが、アップルパイ(写真B)。特に長野県産のりんごを使ったパイであればマリアージュもパーフェクト。どちらも柔らかい酸味と豊かな果実味が魅力。ディナーの後のデザートとして一緒に愉しむのも良いと思います。

りんごを使ったパイ

バレンタインやホワイトデーシーズンには、ぜひともディナーとともに育ちの良いワインをお愉しみください。もちろん食後のマールも、大人の嗜みとしてお忘れなく!

今月のご紹介ワインはこちら