【レポート】シャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤード収穫ボランティア

2017.11.09

2017年9月29日・30日の2日間、長野県上田市の椀子(マリコ)ヴィンヤードにて、ブドウの収穫が行われました!椀子ヴィンヤードは、シャトー・メルシャンが長野県下のブドウ畑候補地を徹底的に調査し、土壌や気候などブドウ栽培の好適地を丹念に絞り込んでいく中で辿り着いた、2003年開園の自社管理畑です。地域の遊休荒廃地の解消や地域振興も担い、地域の方に大きなご支援をいただきながら徐々に畑を広げ、現在では約20ヘクタールもの敷地にワイン用品種のブドウ畑が広がっています。浅間山や美ヶ原、八ヶ岳の一部などを望むこの地では自社管理畑だからこそできる試験的な挑戦を行っているため、栽培しているブドウ品種も多岐にわたっています。

今年の椀子ヴィンヤードは、当初は天候不順でブドウの生育が心配されていましたが、幸いにもお盆過ぎから好天が続いたことによって、糖度が上昇。さらに9月の降雨量の少なさのおかげで、病果が少ない素晴らしいブドウとなり、例年にない早さで収穫の時を迎えました。
このボランティアが行われた9月下旬は、例年はシャルドネなどの白ブドウを収穫している時期ですが、今年は9月上旬にはすべての白ブドウの収穫が終わっていました。そのため、今年のボランティアでは、黒ブドウであるメルローの収穫を行うことになりました。

収穫当日、素晴らしい快晴に恵まれた椀子ヴィンヤード。
ブドウの収穫はなるべく気温の上がらない、朝早くから行うのがよいと言われています。そのため、9時という早めの時間に現地に集合。それにも関わらず、東京・神奈川・千葉・埼玉をはじめとした関東圏や、愛知・大阪といった中部・関西圏、遠くは新潟など、日本各地から多くのシャトー・メルシャンファンのみなさまがご参加くださいました。

まずは、椀子ヴィンヤードでブドウを育てるメルシャンの農業法人「ラ・ヴィーニュ」の代表取締役であり、ディレクターの加賀山茂からの開会のご挨拶に始まり、30日はメルシャン取締役社長、代野照幸からもみなさまにご挨拶。そして「ラ・ヴィーニュ」のメンバー紹介の後、椀子ヴィンヤードで栽培に関わって5年になるヴィンヤード・マネージャー吉田弥三郎から、収穫作業の手順をご説明しました。

その後、晴れ渡った青空の元、さっそく収穫開始!…と言いたいところですが、なんといっても20ヘクタールもの広さがある椀子ヴィンヤード。

見渡す限り広がるブドウ畑の中、まだ収穫が終わっていない10区と呼ばれる区域まで、まずは10分ほどかけて歩いて移動。そして、ようやく収穫が始まりました。

椀子ヴィンヤードのブドウはすべて垣根仕立て。
ブドウはほとんどすべて、大人の腰の高さくらいの位置にきれいに並んでいます。そのため、収穫したブドウを入れる箱に腰掛けていただきながらの作業となります。
ちょうど目の高さにある、きれいに熟したピカピカのブドウたちをそっと掌に乗せ、房の上の方についている茎に慎重にハサミを入れて、収穫箱へ。
みなさん最初は恐る恐るでしたが、進むにつれて、どんどんとペースアップ。ひたすら無言で無心にブドウに向き合う方や、スタッフにいろいろな質問をしながら収穫される方など、自由に収穫を楽しんでくださっていました。

お昼時には、長野県上田市周辺で採れたお野菜などをふんだんに使って地元の方が作ってくださった、お弁当と信州味噌のお味噌汁をご用意。
また、作業途中の休憩時間には、上田市のりんごをおやつに食べていただくなど、地元の食材にたくさん触れていただき、大変ご好評をいただきました。
新鮮な地元食材を、きれいな空気と景色の中、楽しく味わっていただくことで、シャトー・メルシャンだけでなく、長野県や上田市についても、身近に感じていただけたのではないでしょうか。

今年は病果がとても少なく、いつになくスピーディに進んだ収穫作業。
晴れ渡る空、秋の爽やかな空気の下、多くのファンのみなさまによって収穫されたメルローは、これから醸造、育成を経て、約3年後に発売される「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード メルロー 2017」の候補となります。
「はじめにブドウありき」の言葉どおり、みなさまが収穫してくださった素晴らしいブドウたちを、シャトー・メルシャンのスタッフが、想いをこめて時間をかけて、丁寧に繊細に作業し、素晴らしいワインに育てます。みなさまのお手元に届くまでの間、想いを馳せてお待ちいただければ、これほど嬉しいことはありません。
今回参加されなかった方も、来年はぜひシャトー・メルシャンの畑に来てみませんか?素晴らしい体験となること、間違いなしです!

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