ハッピー泡でハジけよう!

2016.12.01

いよいよ2016年の年の瀬も押し迫り、本格的なパーティーシーズンの到来です。パーティーに欠かせないのが、“ポンッ!”という軽やかな音と共に、楽しい時間の幕開けを告げるスパークリングワイン。そこで12月はメルシャンが誇る『あわ』特集でレッツ・スパーク!お家パーティーはもちろん、楽しい女子会、友人の家へのお持たせにも喜ばれること間違いなしのセレクション。選んでくれたのは、ワインはもちろん、お酒のことなら何でもござれ! というパーティーの達人、現在は「シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル」のマネージメントも務める米川正義さん。“人を喜ばせることが自分の喜び”と語る、エンターテナー米川さんが選んだハッピー泡で、シュワシュワ~ッと、ハッピーアワーのはじまり、はじまり。

米川 正義 Masayoshi Yonekawa

1981年 入社、20年間の営業担当後、ウイスキー、ワインのマーケティングを担当。キリンビール及びメルシャンにてトータル・マーケティング・プランの構築・運営に携わった後、日本リカー営業企画部長、シャトー・メルシャン ビジターセンター長を経験。現在は「シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル」をはじめ、シャトー・メルシャンのお客さまとのリアルタッチポイントのマネージメント業務を担当。ワイン・アドバイザー(JSA)、アドヴァンド・サーティフィケイト(WSET)、スコッチ・アンバサダー(CR)、カフェマスター・プロフェッショナル(IIAC)、フードコーディネーター(FCAJ)、小型船舶2級免許、レスキューダイバー(PADI)など資格多数。お酒、料理、遊び、三拍子揃ったマイスターである。

米川 正義

いま日本のスパークリングワインがおもしろい。

35年の長いキャリアの中で、ビールを皮切りに、ウイスキー、ワインなど、さまざまなお酒に関わってきた米川さん。“その人生はお酒とともにある”といっても過言ではないほど、飲むこと、食べること、人と語らう楽しい時間が大好きな人である。

そんな米川さんがこう言い切ります。「いまおもしろいのは、日本のスパークリングワイン」。
パーティーなどには欠かせない泡。実は日本のワイン市場でも、スパークリングワインは大きく伸びているのだとか。では、何がそんなに受けているのでしょう? 米川さんに聞いてみました。

「家飲み、女子会、ママ友会など、外ばかりでなく、家でも日常的にお酒を飲む機会が増えつつある中で、ワインも最近ではかなりカジュアルに楽しまれるようになってきています。
そんな中、ちょっと“ハレのお酒”“贅沢な気分を愉しむお酒”として、スパークリングワインを飲む人が増えているのではないでしょうか。何といっても気分がアガる!他のお酒にはかえ難い魅力が、スパークリングワインにはあると思います」。

では一体、日本のスパークリングワインのどこがおもしろいのでしょうか?
「スパークリングワインといえば、乾杯のセレモニー的なお酒として、何を飲んでもあまり違いがないと思われている方が結構いると思いますが、実は日本のスパークリングワインはかなり個性的に進化を遂げています」。

米川さん

スパークリングワイン

具体的にはどういった進化なのでしょう。
「例えば、同じ白でもブドウの品種によってきちんと造り分けてあって、味わいや愉しみ方がまったく異なる。それはブドウの産地によっても、しっかり違いが表れます。そんな風に、いま日本のスパークリングワインは、とってもヴァラエティ豊かになってきています。その多様性と繊細さという点においては、フランスのシャンパーニュや欧米各国のスパークリングワインにも決して引けをとらないと思います」。

では、パーティーシーズンにオススメのスパークリングワインを教えてもらいましょう。
「スパークリングワインは決して乾杯だけのお酒ではありません。最初から最後まで、スパークリングワインで通して愉しむ。ヴァラエティ豊かな日本のスパークリングワインだからこそできる、そんな“泡づくし”の米川流パーティープランをご提案しましょう」。

『長野シャルドネ』とサーモンのブルスケッタ

まずはスッキリ『シャルドネ』の泡からスタート!

パーティーの最初の一本はとっても大切。参加者みんながおいしいと思えるテッパンの一本からのスタートが肝心です。まず私がオープニングにお薦めしたいのは、「日本のあわ」シリーズから『長野シャルドネ』です。

シャンパーニュでも、特にシャルドネ100%で造られたものは“ブラン・ド・ブラン(白の中の白)”と呼ばれ、ドライな味わいを好まれる方に人気の高いアイテムとなっていますが、『長野シャルドネ』もそんな欧州系の高級白ブドウ品種、長野県産のシャルドネで仕込まれたスパークリングワインです。

シャルドネならではの柑橘系のさわやかな香りが特長的で、バランスよく樽がきいていて、味わいには程よい厚みもあるため、どんな料理とも極めて相性の良い、まさにどなたにも好まれるテッパンの一本です。

特に、魚や野菜のマリネなどとは相性が良いので、ここではスナック的にみんなで気軽につまめる、「サーモンのブルスケッタ」を用意してみました。トマトや野菜をたっぷりのせて、レモンをひと搾りすると、シャルドネの爽やかさと理想的なマリアージュが完成します。

日本のあわシリーズ「穂坂マスカット・ベーリーA」とローストビーフ

肉にもしっかり合う『マスカット・ベーリーA』の泡。

パーティーの本番にぜひお薦めしたいのが、同じく「日本のあわ」シリーズから、日本の固有品種として人気の高まりつつある『穂坂マスカット・ベーリーA』。ワイン用ブドウの名産地として注目を集める、山梨県韮崎市穂坂地区のマスカット・ベーリーAで仕込まれた華やかなロゼのスパークリングワインです。

こちらは、ロゼの華やかな色合いで気分が一層盛り上がることはもちろん、見た目の通り香りにはイチゴのような甘やかさがあります。ただマスカット・ベーリーAのスパークリングワインは、ブドウ自体にしっかり酸もあるため余韻が長く、塩気のきいたシャルキュトリーはもちろん、醤油系のタレで味付けされたローストビーフや、クリスマスのお肉料理などにもよく合います。まさにこれからの季節には、うってつけの一本と言えるでしょう。

ロゼ色のスパークリングワインとお肉のマリアージュ。ちょっと意外かもしれませんが、パーティーにはサプライズがつきもの。“かわいい顔したしっかりモノ”『穂坂マスカット・ベーリーA』は、まさにそんな実力派のワインです。温度は少し冷やしめが良いと思いますが、味もしっかりしているので、気分が盛り上がればキンと冷やしてサーブするのもお薦めです。

日本のあわシリーズ「大森リースリング」とチーズとフルーツ

〆までしっかり『リースリング』の泡。

さて、パーティーもお開きに近づいたら、メインも終わりそろそろチーズとフルーツでも。そんなメニューにもバッチリ合うスパークリングワインが日本にはちゃんとあるんです。

それが「日本のあわ」シリーズの『大森リースリング』です。
リースリングといえば、ドイツのワインで世界的に有名ですが、このスパークリングワインは冷涼な気候を好むリースリングの栽培に適した秋田県横手市大森地区のブドウを使用したもの。
収穫量が少ないため、なかなか入手が難しい一本ですが、“泡”特集には欠かせないアイテムにつき、今回特別にラインナップに加えました。

ここでお薦めした3本の中では、唯一爽やかさの中にも甘味を感じられるもので、ボディ感もしっかりしています。泡ながらも青カビのチーズなど、ある程度クセのあるチーズやフルーツ、さらには果物のタルトなど、スイーツにまで対応できる懐の深いスパークリングワインです。
デザートワインのように、最後にゆっくりお愉しみいただくのに絶好の一本です。

もちろんスパークリングワイン特有の爽やかさもありますので、フルーティな味わいがお好みの方には一本目のワインとしてもお楽しみいただけます。

リースリング

シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バルでお待ちしています。

さぁ、いかがでしたか、泡づくしのパーティープラン。そもそも日本人には、スパークリングワイン好きな方が多いと言われています。年の瀬を迎えてパーティー気分がヒートアップする中、クールなスパークリングワインで、思いきり弾けるというのも、また一興ではないでしょうか?

ここでご紹介した「日本のあわ」シリーズは、すべてが爽快でどんな料理にもよく合うように設計されています。その意味では、あまり料理を選ばず、気分的にも大らかに愉しめるのが最大の特長といってもいいかもしれません。私としては多様なブドウの魅力も味わえる「日本のあわ」のようなワインが、もっと日常的に愉しまれる時代がもうすぐそこまで来ているのではないかと思います。

私がマネージメントを担当している「シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル」でも、スパークリングワインはもちろん、特別なパーティーを彩るプレミアムなワインをご用意して、あなたのお越しをお待ちしております。クリスマスシーズンはもとより、年末年始の各種パーティーに、ぜひともお気軽にご利用ください。

パーティーの達人、米川正義さんオススメ!パーティーを彩る日本のスパークリングワイン。

日本のあわ スパークリングワイン

  • 日本のあわ 長野シャルドネ

    【産地】長野県
    【使用品種】シャルドネ
    【発酵】オーク樽およびステンレスタンクにて発酵
    【育成】オーク樽およびステンレスタンクにて育成
    【テイスティングノート】
    輝きのあるイエロー。レモン、ライム、グレープフルーツのような柑橘系の香りとアーモンド、ナッツ、ヴァニラ、バターのようなオーク樽由来の香りとがバランスよく調和しています。
    きめの細かいあわと共に弾けるような炭酸ガスが口中に広がり、爽やかな酸味とミネラル感を捉えた後、バターやハチミツのような濃厚な味わいが余韻として口中に広がります。
    【マリアージュ】
    アペリティフの一杯だけでなく、グリーンサラダ、和食、中華、洋食と種類を選ばず様々な料理とよく合います。

  • 日本のあわ 穂坂マスカット・ベーリーA

    【産地】山梨県韮崎市穂坂地区
    【使用品種】マスカット・ベーリーA主体
    【発酵】ステンレスタンク主体にて発酵
    【育成】ステンレスタンクおよびオーク樽にて育成
    【テイスティングノート】
    鮮やかな赤。イチゴ、チェリーなど赤くフレッシュな果実の香りと綿菓子、キャンディのような甘いフレーバーをトップに感じます。はつらつとした泡、さわやかな酸味と心地よい甘みが特徴的。
    チャーミングな香りのニュアンスとやさしい甘みとが非常に良いバランスで口中に広がります。
    【マリアージュ】
    野菜のマリネやシャルキュトリーなどとよく合います。

  • 日本のあわ 大森リースリング

    【産地】秋田県横手市大森地区
    【使用品種】リースリング主体
    【発酵】ステンレスタンクおよびオーク樽にて発酵
    【育成】ステンレスタンクおよびオーク樽にて育成
    【テイスティングノート】
    光沢のあるレモンイエロー。白い花、レモンやライムのような柑橘の香りが広がり、フレッシュな酸味と心地よい甘みとのバランスがよいのが特徴的。酸味の効いたシャープな味わいとふくよかな果実味が調和し、さわやかな炭酸ガスが口中に広がります。
    【マリアージュ】
    生ガキのレモン添え、魚介類のマリネなどのさわやかなタイプの料理や、サラダ・ニソワーズやバーニャカウダのような野菜料理、軽めの白身魚のソテーなどとよく合います。

米川正義さん

おもてなしマエストロ、米川正義さんの「もひとつ余計なおせっかい」。

パーティーの達人、米川正義さんはまた、おもてなしの達人でもあります。最後にぜひ!ということでもう一言。

「年末年始といえば、不意の来客なども多い季節。そんなときには、常に冷蔵庫に一本、スパークリングワインを常備しておくととても便利です。スパークリングワインはどなたにも好まれますし、またおつまみや料理も選ばない。さらにお客さまからすれば、ものすごく特別なおもてなしを受けた印象を持たれること間違いなし!普通であればとりあえずビールが登場する場面かもしれませんが、そこで意表をついてスパークリングワインが颯爽と食卓に上る。そんなおもてなしもステキだと思います。

ちなみに、ワイン漬けの私は、気に入ったワインについては様々な熟成状態を試すため、通常は12本まとめ買いしています。ここぞという年に1本ずつ抜栓し、異なった熟成度合いを楽しんでいます。もちろん、この時期のスパークリングワインもまとめ買いですが、目的はちょっと違います。自宅でのワインパーティでは一度に数本が必要ですし、お呼ばれのパーティやワイン会に持参するためにも、人数にもよりますが、複数本必要なことも。普段あまりワインを飲まない方も、この時期のまとめ買いは便利だと思いますよ」。

ということで、ここでご紹介した3本に加えて、あと2本「余計なおせっかいながら…」と笑いつつご紹介。

クリスマスの1本 日本のあわシリーズ「勝沼甲州」

山梨県甲州市勝沼地区の甲州ブドウを使用した、さわやかでやさしい味わいのスパークリングワインです。
このワインも料理を選ばないオールマイティーな一本。やさしいながらもボディ感はしっかりしていますので、ハーブをきかせてローストしたクリスマスチキンなどとよく合います。レモンを搾ればなおさらグッド!

ローストしたクリスマスチキン

新年の1本 「長野のあわ 2014」

長野県で収穫されたメルローを主体とした、程よい飲みごたえとすがすがしい香りのロゼスパークリングワイン。バランスのとれた、繊細で心地よい口当たりが魅力です。
新年は突然の来客でちょっとお鮨の出前を取るなんてことも。そんなときこそ、お魚の繊細な味わいやお醤油とも相性のよい、華やかなこのワインの出番です。

お鮨

米川 正義 米川 正義 Masayoshi Yonekawa
1981年 入社、20年間の営業担当後、ウイスキー、ワインのマーケティングを担当。キリンビール及びメルシャンにてトータル・マーケティング・プランの構築・運営に携わった後、日本リカー営業企画部長、シャトー・メルシャン ビジターセンター長を経験。現在は「シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル」をはじめ、シャトー・メルシャンのお客さまとのリアルタッチポイントのマネージメント業務を担当。ワイン・アドバイザー(JSA)、アドヴァンド・サーティフィケイト(WSET)、スコッチ・アンバサダー(CR)、カフェマスター・プロフェッショナル(IIAC)、フードコーディネーター(FCAJ)、小型船舶2級免許、レスキューダイバー(PADI)など資格多数。お酒、料理、遊び、三拍子揃ったマイスターである。

いま日本のスパークリングワインがおもしろい。

米川さん 35年の長いキャリアの中で、ビールを皮切りに、ウイスキー、ワインなど、さまざまなお酒に関わってきた米川さん。“その人生はお酒とともにある”といっても過言ではないほど、飲むこと、食べること、人と語らう楽しい時間が大好きな人である。

そんな米川さんがこう言い切ります。「いまおもしろいのは、日本のスパークリングワイン」。
パーティーなどには欠かせない泡。実は日本のワイン市場でも、スパークリングワインは大きく伸びているのだとか。では、何がそんなに受けているのでしょう? 米川さんに聞いてみました。

「家飲み、女子会、ママ友会など、外ばかりでなく、家でも日常的にお酒を飲む機会が増えつつある中で、ワインも最近ではかなりカジュアルに楽しまれるようになってきています。
そんな中、ちょっと“ハレのお酒”“贅沢な気分を愉しむお酒”として、スパークリングワインを飲む人が増えているのではないでしょうか。何といっても気分がアガる!他のお酒にはかえ難い魅力が、スパークリングワインにはあると思います」。

では一体、日本のスパークリングワインのどこがおもしろいのでしょうか?
「スパークリングワインといえば、乾杯のセレモニー的なお酒として、何を飲んでもあまり違いがないと思われている方が結構いると思いますが、実は日本のスパークリングワインはかなり個性的に進化を遂げています」。

スパークリングワイン

具体的にはどういった進化なのでしょう。
「例えば、同じ白でもブドウの品種によってきちんと造り分けてあって、味わいや愉しみ方がまったく異なる。それはブドウの産地によっても、しっかり違いが表れます。そんな風に、いま日本のスパークリングワインは、とってもヴァラエティ豊かになってきています。その多様性と繊細さという点においては、フランスのシャンパーニュや欧米各国のスパークリングワインにも決して引けをとらないと思います」。

では、パーティーシーズンにオススメのスパークリングワインを教えてもらいましょう。
「スパークリングワインは決して乾杯だけのお酒ではありません。最初から最後まで、スパークリングワインで通して愉しむ。ヴァラエティ豊かな日本のスパークリングワインだからこそできる、そんな“泡づくし”の米川流パーティープランをご提案しましょう」。

まずはスッキリ『シャルドネ』の泡からスタート!

『長野シャルドネ』とサーモンのブルスケッタ

パーティーの最初の一本はとっても大切。参加者みんながおいしいと思えるテッパンの一本からのスタートが肝心です。まず私がオープニングにお薦めしたいのは、「日本のあわ」シリーズから『長野シャルドネ』です。

シャンパーニュでも、特にシャルドネ100%で造られたものは“ブラン・ド・ブラン(白の中の白)”と呼ばれ、ドライな味わいを好まれる方に人気の高いアイテムとなっていますが、『長野シャルドネ』もそんな欧州系の高級白ブドウ品種、長野県産のシャルドネで仕込まれたスパークリングワインです。

シャルドネならではの柑橘系のさわやかな香りが特長的で、バランスよく樽がきいていて、味わいには程よい厚みもあるため、どんな料理とも極めて相性の良い、まさにどなたにも好まれるテッパンの一本です。

特に、魚や野菜のマリネなどとは相性が良いので、ここではスナック的にみんなで気軽につまめる、「サーモンのブルスケッタ」を用意してみました。トマトや野菜をたっぷりのせて、レモンをひと搾りすると、シャルドネの爽やかさと理想的なマリアージュが完成します。

肉にもしっかり合う『マスカット・ベーリーA』の泡。

日本のあわシリーズ「穂坂マスカット・ベーリーA」とローストビーフ

パーティーの本番にぜひお薦めしたいのが、同じく「日本のあわ」シリーズから、日本の固有品種として人気の高まりつつある『穂坂マスカット・ベーリーA』。
ワイン用ブドウの名産地として注目を集める、山梨県韮崎市穂坂地区のマスカット・ベーリーAで仕込まれた華やかなロゼのスパークリングワインです。

こちらは、ロゼの華やかな色合いで気分が一層盛り上がることはもちろん、見た目の通り香りにはイチゴのような甘やかさがあります。ただマスカット・ベーリーAのスパークリングワインは、ブドウ自体にしっかり酸もあるため余韻が長く、塩気のきいたシャルキュトリーはもちろん、醤油系のタレで味付けされたローストビーフや、クリスマスのお肉料理などにもよく合います。まさにこれからの季節には、うってつけの一本と言えるでしょう。

ロゼ色のスパークリングワインとお肉のマリアージュ。ちょっと意外かもしれませんが、パーティーにはサプライズがつきもの。“かわいい顔したしっかりモノ”『穂坂マスカット・ベーリーA』は、まさにそんな実力派のワインです。温度は少し冷やしめが良いと思いますが、味もしっかりしているので、気分が盛り上がればキンと冷やしてサーブするのもお薦めです。

〆までしっかり『リースリング』の泡。

日本のあわシリーズ「穂坂マスカット・ベーリーA」とローストビーフ

さて、パーティーもお開きに近づいたら、メインも終わりそろそろチーズとフルーツでも。そんなメニューにもバッチリ合うスパークリングワインが日本にはちゃんとあるんです。

それが「日本のあわ」シリーズの『大森リースリング』です。
リースリングといえば、ドイツのワインで世界的に有名ですが、このスパークリングワインは冷涼な気候を好むリースリングの栽培に適した秋田県横手市大森地区のブドウを使用したもの。
収穫量が少ないため、なかなか入手が難しい一本ですが、“泡”特集には欠かせないアイテムにつき、今回特別にラインナップに加えました。

ここでお薦めした3本の中では、唯一爽やかさの中にも甘味を感じられるもので、ボディ感もしっかりしています。泡ながらも青カビのチーズなど、ある程度クセのあるチーズやフルーツ、さらには果物のタルトなど、スイーツにまで対応できる懐の深いスパークリングワインです。
デザートワインのように、最後にゆっくりお愉しみいただくのに絶好の一本です。

もちろんスパークリングワイン特有の爽やかさもありますので、フルーティな味わいがお好みの方には一本目のワインとしてもお楽しみいただけます。

シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バルでお待ちしています。

日本のあわシリーズ 3本

さぁ、いかがでしたか、泡づくしのパーティープラン。そもそも日本人には、スパークリングワイン好きな方が多いと言われています。年の瀬を迎えてパーティー気分がヒートアップする中、クールなスパークリングワインで、思いきり弾けるというのも、また一興ではないでしょうか?

ここでご紹介した「日本のあわ」シリーズは、すべてが爽快でどんな料理にもよく合うように設計されています。その意味では、あまり料理を選ばず、気分的にも大らかに愉しめるのが最大の特長といってもいいかもしれません。私としては多様なブドウの魅力も味わえる「日本のあわ」のようなワインが、もっと日常的に愉しまれる時代がもうすぐそこまで来ているのではないかと思います。

私がマネージメントを担当している「シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル」でも、スパークリングワインはもちろん、特別なパーティーを彩るプレミアムなワインをご用意して、あなたのお越しをお待ちしております。クリスマスシーズンはもとより、年末年始の各種パーティーに、ぜひともお気軽にご利用ください。

パーティーの達人、米川正義さんオススメ!パーティーを彩る日本のスパークリングワイン。

  • 日本のあわ 長野シャルドネ

  • 日本のあわ 穂坂マスカット・ベーリーA

  • 日本のあわ 大森リースリング

おもてなしマエストロ、米川正義さんの「もひとつ余計なおせっかい」。

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