SVBを思いっきり楽しむ、至幸の家飲み〜グラス&注ぎ方篇〜

2018.08.09

代官山、横浜、京都に店舗を構える、ビールのエンターテインメントがギュッと詰まったブルワリー「スプリングバレーブルワリー」(以下、SVB)。ここでは、こだわりのビールを、こだわりの注ぎ方とグラスで、最高の状態で味わうことができます。今回は、店舗で味わうのと同じように、自宅でもSVBのクラフトビールを最高の状態で楽しめる、ビールの種類に合わせた注ぎ方のコツとグラス選びについてご紹介します。

ビールの香りや味わいの違いは何で感じているのか

そもそも私たちはビールの味の違いをどう判断しているのでしょうか?実は“おいしさ”とは、舌だけではなく五感(味覚、嗅覚、触覚、視覚、聴覚)で味わっています。そこにさらに、経験(食文化)や情報(先入観)などの環境要因、心や身体の状態が加わり、みなさんそれぞれが感じる“おいしさ”が決まってきます。

さらに、グラスの形状によっても、五感の感じ方が変わる=ビールの味わいが変わるのです。

グラスによって変わる、“香り” “のどごし”

グラスによる違いでは、まず “香り”が挙げられます。丸く膨らみがある形状であればビールの香りを豊かに感じられますし、ストレートなものは香りより味の印象のほうが強くなります。飲み口の広さも、グラスの内側に鼻が入るか入らないかの違いで、香りの感じかたが大きく変わってきます。

そして、“のどごし”はグラスの背の高さがポイントです。高さがあれば顎を上げながら飲むので、ダイレクトに口の奥までビールが当たり、“のどごし”を感じやすくなります。反対に低いグラスでは、顔を下に向けたままでも飲めるので、ビールが舌先から口全体に広がり、“のどごし”より先に味わいを感じることになります。

このようなグラスによる違いをふまえて、SVBのクラフトビールを自宅で存分に楽しむための、グラス選びと注ぎ方のコツを、動画を交えてご紹介していきましょう。

シンプルなグラスでバランスの良さを感じたい「496」

既存のどのビアスタイルにも属さない、SVBのフラッグシップビール「496」。
エールのような豊潤さとラガー(低温熟成ビール)のようなキレ、IPAのように濃密なホップ感を合わせもつこのビールは、ゆるやかなストレート形状のグラスがぴったり。シンプルな形状が、「496」の表現するさまざまなビールの特長を活かすオールマイティなグラス。バランスの良さや香り、深い余韻を引き出してくれます。
また、口部にかけてややすぼまったグラスなので、飲むときに鼻と液面の距離が近くなります。このため、「496」の華やかで複雑な香りを感じながら、甘味、苦味、酸味のすべてをほど良く味わえますよ。
あえて泡が出ないように余計な衝撃を与えず注ぐことで、気泡による味の変化を起きにくくさせ、瓶の中の「496」をそのままグラスに移す感覚で味わってみてください。

3度注ぎで何杯飲んでも飽きが来ない「COPELAND」

SVB創設者W.コープランドの名を冠したピルスナーは、麦芽の旨味と甘味、アロマホップの上質な香りと苦味が複雑に調和したビール。
そんな「COPELAND」には、ゆるやかなストレート形状に、くびれのあるタイプのグラスをオススメします。泡もちがいいグラスなので、バランスの良い味わいが引き立ち、余計な雑味を感じにくく、何杯飲んでも飽きが来ません。「COPELAND」の麦芽の旨味と甘味、そして穏やかな苦味をじっくり堪能するのにはぴったりですね。
しっかり泡が立つように3度に分けて注ぐことで、炭酸が抜けにくくなります。ピルスナーらしい甘味と爽快な香味を感じてみてください。

膨らみのあるグラスで香りとクリーミーな泡を楽しむ「Afterdark」

味のふくよかさ、飲みやすさを兼ね備えた濃色ビールの「Afterdark」。これまでの黒ビールとは一線を画すラテのような香りやロースト感、やわらかな甘味、上質な苦味が楽しめます。
こちらには「Afterdark」の香ばしく甘い香りを存分に感じられる、チューリップ型のグラスを選ぶのがオススメです。膨らみのあるグラスなので香りを堪能することができるだけでなく、飲み口の広さによって、口いっぱいに広がる豊潤な味わいも同時に楽しむことができますよ。
細かい泡が押し上がるよう注いで、「Afterdark」のクリーミーな泡と甘い香り、香ばしさのハーモニーを味わってみてください。

くびれと高さのあるグラスでフルーティさを楽しむ「on the cloud」

大麦に加え、小麦を使うことで醸し出されるやわらかさが特長の「on the cloud」。白ワインのようなフルーティさを楽しんで欲しいビールです。
くびれと高さのある形状のグラスで、たっぷりとした泡立ちとやわらかな口当たりを楽しみましょう。
2度注いでできる泡が、炭酸が抜けるのを抑え、ふくよかな味わいとフルーティな香りをグラスの中に閉じ込めてくれます。白い泡と淡い色のビールの色合いも、その名の通り雲のよう。
ビールもグラスもしっかり冷やしてこのグラスに注げば、爽快なのどごしもあわせて味わえますよ。

膨らみあるグラスで和素材の個性を感じたい「Daydream」

ゆずや山椒など和素材を使った“ジャパニーズホワイト”とでも言うべき、ユニークなホワイトビールタイプの「Daydream」。
グラスは、「Afterdark」と同じく香りを堪能できるチューリップ型を選び、「Daydream」のゆずと山椒の香りを引き立たせましょう。たっぷりと膨らみある形状のグラスに注ぎながらクリーミーな泡をつくることで、空気とほどよく馴染み、個性的な香りがより引き出されます。
ゆずのフルーティで爽やかな酸味と、山椒のスパイシーさが織りなす、繊細な味わいが口の中でたっぷり広がる広口のグラス。和素材の香りや味わいが、魚料理や和風の味付けの料理に良く合うので、食卓にもピッタリな一杯になります。

高さのあるチューリップ型グラスでラズベリーの香りを満喫する「JAZZBERRY」

ラズベリー果汁を加えて醸造した爽やかな飲み口と、華やかなルビー色が特長の「JAZZBERRY」。フルーティなホップ香とほのかなラズベリーの香りが調和した個性的な味わいです。
どこかシャンパングラスにも似た細長く高さのあるチューリップ型のグラスを選び、細かく泡立つようにビールを注ぐことで、よりラズベリーの香りが立ちやすく、フルーティさを存分に堪能できます。
香りだけでなく、ルビー色の美しさや爽快な飲み口、ほど良い酸味を楽しむのにも、このシャンパングラスのような形状がピッタリですよ。

クラフトビールそれぞれの個性を存分に味わってみましょう

グラスとの組み合わせでさらに広がるビールの魅力。DRINXでは、6種類のクラフトビールを一度に試せる「おうちで“ビアフライト”セット」や、今回ご紹介したオススメのグラスを販売しています。

ぜひ、それぞれのビールに合ったグラスと注ぎ方を実践して、SVBのクラフトビールが本来持っている”おいしさ“を存分に引き出して味わってみてください。
きっと、その違いに驚くはずですよ。